COVID-19にもかかわらず、韓国のオイルレスベアリング・メーカーのSGOが日本の展示会に参加

オイルレスベアリング#500

AsiaNet 85774 (1689)

【仁川(韓国)2020年10月5日PR Newswire=共同通信JBN】韓国のオイルレスベアリング(無給油軸受け)メーカーのSGOは、大阪で10月7日から9日まで開催される最大の製造業展示会Manufacturing World Osaka(関西ものづくりワールド、以下「M-Tech」)に参加する。

M-TechはITソリューション、設計、製造業など7つの専門展示会を統合した日本最大のイベントである。COVID-19のパンデミックのため、M-Techは中止される予定だったが、10月7-9日の3日間開催されることが決まった。SGOは、同展示会を訪れるバイヤーに同社のオイルレスベアリングを宣伝し、売上高の増加、新たなバイヤーの発掘、海外市場でのシェア拡大を目指す。

SGOの最高経営責任者(CEO)であるTae-soo Choi氏は「世界経済はCOVID-19に苦しみ、SGOも例外ではなかった。展示会を通じ、SGOはバイヤーと会って当社のオイルレスベアリングを積極的に宣伝する。SGOは下半期には上半期の実績を上回るように、また、世界でナンバーワンのオイルレスベアリング・メーカーになるように努力する」と語った。

2000年に韓国で創立されたSGOは、産業機械、金型、自動車製造で使用されるオイルレスベアリングの設計、開発、生産を専門としている。オイルレスベアリングにより、機械は潤滑油なしで円滑に作動することができる。オイルレスベアリングは、潤滑油が使用できない水力発電ダム施設や食品製造施設に最適である。「Develon」というブランド名で、SGOは従来のベアリングよりも大幅に改良された特許取得済みの多層ベアリングを開発した。

SGOが製造するオイルレスベアリングのタイプは以下の通り。

1. Develonベアリング(Develon Bearings)
個体潤滑剤の均一分散により、Develonベアリングはどの運動方向にも使用できる。
一般の非鉄ベアリングに比べて熱膨張率が低いため、Develonベアリングは温度変化が少なく、精度が高い。
焼結ベアリング層:1~1.2mm
バッキングスチール:KS SS400 / SM45C

2. 黒鉛プラグベアリング(Graphite Plugged Bearings)
潤滑油の使用なしで高荷重と低速の運動条件に最適。
公差(許容誤差)が精密でないか、作業条件が粗雑である状況に最適。
異物の混入、腐食、化学環境に対して比較的耐性がある。

SGOは、SGOが製造したベアリングのグローバル化に向けたSGOのプロモーションとマーケティングの取り組みは今後数年間続くと言明した。

SGOとSGOのベアリングに関する詳しい情報はwww.sgoilless.co.kr を参照。

ソース:SGO Co., LTD.

画像添付リンク:
Link: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=372468
写真説明:オイルレスベアリング#500

Link: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=372469
写真説明:SGO Develonベアリング