関電の高浜原発停止求め提訴

地元住民ら9人、名古屋地裁に

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提訴のため、名古屋地裁に向かう原告団=5日午前、名古屋市

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を、火山の大規模噴火に備えた基準に適合していると確認されるまで停止させるよう国に求め、高浜町や名古屋市などの住民9人が5日、名古屋地裁に提訴した。

 訴状によると、原子力規制委員会は関電に対し昨年6月、大山(鳥取県)の噴火規模の想定が見直されたことに伴い、降灰の影響がある高浜原発の再稼働審査を一部やり直すための申請を命じた。一方で噴火の緊急性はないとして、運転停止は求めなかった。関電は同年9月に再審査を申請した。

 原告側は「規制委は停止を命じず運転継続を容認している」と主張している。

提訴後に記者会見する青木秀樹弁護団長=5日午後、名古屋市