民家に放火の女 起訴内容認める 長崎地裁初公判

 火が付いたろうそくから縁台などに燃え移らせ民家の一部を焼いたとして、現住建造物等放火罪に問われた大村市の無職の女性(42)の裁判員裁判初公判が5日、長崎地裁であった。被告は起訴内容を認めた。
 起訴状などによると、被告は1月14日深夜、同市内の民家の縁台にあったまきの入った段ボール箱に火の付いたろうそくを置き、燃え移った火が民家の一部を焼損したとされる。当時、民家では女性と子ども3人が就寝していた。通報を受けた消防によって消火され、けが人はなかった。

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