ワタミ、居酒屋120店舗を焼肉店に転換、配膳ロボで接触率削減

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肉や料理は「特急レーン」(写真右)と呼ぶ配膳ロボットが運ぶ

ワタミは10月5日、焼肉店「焼肉の和民」の1号店を東京都大田区にオープンした。苦戦が続く居酒屋業態のうち120店舗を、2022年3月末までに焼肉店に転換する予定だ。

ワタミは「和民」「坐・和民」「三代目鳥メロ」などの居酒屋を約330店舗展開しているが、「和民」全店を含めて居酒屋全体の3分の1強を焼肉店に転換し、国内外食事業の立て直しを急ぐ。

焼肉の和民の1号店は、京浜急行電鉄空港線・大鳥居駅の駅前にオープンした。座席数は140席。独自ブランドの和牛「和民和牛」を使った「ワタミカルビ」(Sサイズ)が税別390円など、低価格にこだわったメニューを展開する。食べ放題で2880円、3480円、4380円という3つの低価格コースも用意した。

新型コロナウイルス感染症対策として、「特急レーン」と呼ぶ料理配膳ロボットを導入。従来の居酒屋業態に比べて、従業員との接触率を80%減らす。また、3分に1回の頻度で、店内の空気を完全に入れ換える。

同社の20年4〜6月期の連結業績は新型コロナの直撃を受け、売上高が前年同期比44.3%減の127億円、営業損益が37億円の赤字だった。21年3月期通期の業績予想については、合理的な算定が困難として公表していない。

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