リストラを繰り返す職場の口コミ「技術の継承ができず常に同じ失敗を繰り返す」「本来抜けてほしくない中間層がやめてしまい……」

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リストラが激しい企業とは

新型コロナウイルスの影響でさまざまな企業や業界が打撃を受けている。解雇や雇い止めも始まっており、今後リストラの数も増えると予想される。企業口コミサイト「キャリコネ」にも、リストラに関する口コミが寄せられている。(文:コティマム)

「プロジェクトが終わった途端リストラ。理由も曖昧」

2020年10月2日現在、「キャリコネ」上ではコロナの影響によるリストラの口コミは見られなかった。しかし、日頃からリストラ体質で人材の動きが激しい企業が多く見られた。

「リストラが異常に多く雇用の安定性は全くない。儲かる事業を外部から買い、リストラと中途採用を行い、より利益率が高くなる体質に変更を行いつつ運営する。上記だけであれば問題なく感じるが、あまりに激しいリストラを繰り返すため、技術の継続ができず常に同じような失敗を数年おきに繰り返す。また新規技術を開発したくとも、人員の入替が激しいことと短期的な利益を追求し過ぎるため技術の向上は見られない。またリストラにより従業員の士気は低いため、『自分がいる間さえ業績が良ければいい』という場当たり的な管理職しかいない」(研究開発/20代後半/男性/正社員/年収600万円)

「人件費やその他コストに異常にシビアな会社で、必要に迫られているにも関わらず、上限の人員数を超えての採用は絶対にしない。そのため、病気や怪我など何らかの理由で、業務遂行能力の一部でも喪失した場合、別の人員を雇うために簡単にリストラされる。具体的には、担当業務の8割以上を突然外されたり、コピーやチェック業務しかさせられなくなり、自分から辞めるように仕向ける傾向がある」(法務/40代後半/男性/正社員/年収540万円)

「プロジェクトが終わった途端リストラ。理由も曖昧。今思えば人事面談や上司との面談内容を録音すべきだった。最初からプロジェクトが終わったらリストラするつもりたったようで、プロジェクト後に上司が組織編成で実質クビにされ、さらにその上もすぐ退職していたことから、会社としてかなり人を大事にしない組織なんだなと感じた」(その他/30代前半/女性/正社員/年収550万円)

リストラが頻繁に行われている企業では、人の出入りが激しいため技術や知識、ノウハウなどの蓄積や継続が難しくなってしまう。また常にリストラが当たり前の環境に身を置くことで、「次は自分の番ではないか」「少しでも能力が欠如したらターゲットになるのではないか」と、社員は常にプレッシャーを感じてしまうだろう。働くモチベーションを維持することができなくなってしまう可能性もある。

本来辞めてほしくなかった中間層が抜け「穴を埋めるため中途採用」

リストラ後の問題点を挙げている口コミも見られた。

「大規模リストラを行って以降、慢性的な人手不足のため、業務内容の増加や変更が多かったようです。本来であれば色々な動きをしたいところだと思いますが、体力的にも難しく、結局いかに低コストでルーチンを回すかというところでしか動けていなかったように思います」(マーケティング/30代後半/女性/契約社員/年収270万円)

「大規模リストラの後、本来辞めてほしくない中間層がごそっと抜けて賃金の高い50代が残るということになった。そのため動く人がいなくなり人材難に陥り、その穴を埋めるために中途採用をしている。中途は弾であり、パラシュート部隊。新卒は玉であり、宝である。中途は前線で補給を受けられず、代わりはいくらでもいるような扱いを受けます」(電気・通信設備施工管理/30代前半/男性/正社員/年収300万円)

大規模リストラで人員がごっそり抜けると、残された側も大変だ。しかもリストラされた側が働き盛りの中間層だった場合、残った高齢層を支えていく若手や新人の負担は重くなる。人手不足の結果、結局中途採用を行うなら、何のためにリストラしたのかもわからなくなる。

リストラの激しい企業でどのように生き残るか、またはリストラされる前に早々と転職するか。社員も身の振り方を考えていく必要がある。

【参照元:キャリコネ】