新型コロナウイルスによって子どもたちの暮らしが大きく変化する中、子どもたちのSOSに寄り添うための無料オンラインセミナーが10月から開かれる。認定NPO法人神奈川子ども未来ファンドの主催。
「子ども未来セミナー」は2016年度に始まり、20年度は「ウィズコロナと子どもの世界」をテーマに3回連続講座を開催する。
第1回(10月25日)は、元川崎市立小学校教諭で学級経営コンサルタントの渡邉信二さんが「いじめ・子どもの命を守るということ」と題して講演。市教育委員会指導主事だった10年に、いじめを理由に自殺した当時中学3年の篠原真矢さんの調査を担当。当日は真矢さんの両親もゲスト参加する。
第2回(12月6日)はルポライターの杉山春さんが「虐待・ステイホームの功罪」、第3回(同20日)はNPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長の赤石千衣子さんが「加速する貧困」をテーマに語る。
いずれも午後2~4時。申し込みは神奈川子ども未来ファンドのホームページから受け付ける。締め切りは第1回=10月20日、第2回=12月1日、第3回=同15日。申込者に視聴用アドレスを通知する。問い合わせは同ファンド事務局電話045(212)5825。