国勢調査員 腕章を紛失 平戸、長崎県内7件目

 長崎県は6日、平戸市の60代男性国勢調査員が9月5日に同市内で腕章を紛失したと発表した。男性調査員は世帯訪問する際、腕章を着けずに調査票を配布したという。県内で同様の紛失事案は7件目。
 県統計課によると、男性調査員は調査票配布に備え、9月5日に腕章を着けて調査区を下見。7日に紛失に気付いたが、14日からの調査票配布は腕章を着けずに配ったという。
 国勢調査は30日までに調査票の各戸配布を終え、10月7日までが回収期間。同課は「もっと早く紛失を届け出てほしかった。腕章を着けずに調査票を配布したのは遺憾」とした。
 また、9月23日に長崎市の70代男性調査員が同市内で紛失した調査員証と腕章は、10月2日に男性調査員の自宅で発見された。

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