DAZNが9月「月間最優秀バッテリー賞」候補を発表 ロッテ澤村、オリ山本らノミネート

ロッテ・澤村拓一【写真:荒川祐史】

阪神スアレスは期間中に8セーブ、中日祖父江は防御率0.00の圧巻救援

「DAZN(ダゾーン)」が特別協賛に入り新設された「2020プロ野球月間最優秀バッテリー賞」の9月受賞バッテリーの候補が発表された。「月間バッテリー賞」選考委員・多村仁志氏、中村紀洋氏がセ・パ3組を選出した。

セ・パ両リーグで選出された3組は以下の通り。(8月25日から9月27日までの試合)

○阪神・スアレス-梅野

期間中8セーブを記録。自慢の速球を武器に8回から登板しイニングをまたいでセーブを挙げる試合もあった。梅野も17日の巨人戦で怪我を負うまで、攻守に大きく貢献した。

○中日・祖父江-木下拓

鉄壁を誇るドラゴンズのリリーフ陣の中でも期間中、失点・自責点ともに「0」という圧巻のパフォーマンスを披露。木下も主に打撃での活躍に加え、盗塁阻止率リーグ1位と圧倒的な安定感を見せチームの躍進を支えた。

○DeNA・上茶谷-戸柱

怪我に苦しみながらも、9月9日の阪神戦で今季初勝利を記録。さらに同23日の阪神戦では完封勝利を挙げた。戸柱も的確なリードで、上茶谷の復調を女房役として支えた。

ロッテ澤村は期間中に7試合連続無失点、オリックス山本は3勝をマーク

○オリックス・山本-若月
期間中に3勝をマーク。9月度は防御率0.93と圧巻の投球を見せた。選手会長を務める若月は打撃フォームを改造し、課題だった打撃を克服。投手だけでなくチーム全体を支える要となっている。

○西武・増田-森
期間中10セーブを記録。安定したピッチングでチームに大きく貢献した。森は今季2割5分台も昨季は打率.329で首位打者に輝いた。森の復調がチーム躍進のカギを握るだけに大きな期待が寄せられる。

○ロッテ・澤村-柿沼
期間中に7試合連続無失点。巨人からのトレード移籍初日から圧巻の投球を披露し、早くも欠かせない戦力となっている。澤村を支える田村は安定したリードで逆転Vを手繰り寄せることができるか注目が集まる。

多村氏、中村氏が選考したセ・パの6組は「DAZN」公式ツイッターでファンからの投票を開始。10月12日の正午頃まで受け付けている。(Full-Count編集部)

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