バルセロナは移籍マーケット最終日に、キーターゲットだったメンフィス・デバイとエリック・ガルシアと契約まで至らず、ウスマンヌ・デンベレをマンチェスター・ユナイテッドに放出することが出来なかった。
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ロナルド・クーマン監督とバルサは、リヨンのデパイとマンチェスター・シティのガルシアをトップターゲットにしており、今夏の移籍市場で締め切り直前まで獲得を画策。しかしデンベレのユナイテッド放出が失敗したことで移籍金捻出に苦戦し、ラフィーニャを300万ユーロで(約3億7000万円)でパリ・サンジェルマンに売却しただけではカバーすることは出来なかった。
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一方でガルシア獲得の際も、バルサは後手を踏むこととなる。バルサの下部組織出身のガルシアを母国スペインに呼び戻すたため、カタルーニャのビッグクラブはあらゆる手段を模索。ところが放出候補だったサミュエル・ウンティティの買い手が見つからず、サラリーの確保が困難となり撤退を余儀なくされた。