【フィリピン】イケア、1号店開業前にネット販売開始へ[商業]

©株式会社NNA

スウェーデンの家具大手イケアは、フィリピンで1号店の開業に先立ち、オンライン販売を開始する見通しだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で東南アジアの実店舗での販売が低迷する中、まずは好調なオンライン販売を通じてフィリピン市場に参入する。7日付マニラブレティンなどが伝えた。

1号店は2020年11月に開業予定だったが、工事の遅れで21年にずれ込むことになっている。オンライン販売は、実店舗開業の「数カ月前」にネットショップを開設して開始する計画だ。

フィリピン1号店は、マニラ首都圏パサイ市の複合商業施設「モール・オブ・アジア」の敷地内で建設している。店舗の床面積は6万8,500平方メートルで、イケアが世界で展開する店舗で最大規模となる。

イケアは東南アジアでは、シンガポールとマレーシア、タイで計9店舗を展開している。同日に発表した東南アジア店舗の20年8月期の売上高は385億ペソ(約840億円)相当で、前期から7.4%減少した。コロナ禍の影響で店舗を一時閉鎖したことが響き、初の減収となった。ただ、オンライン販売は2倍以上に拡大した。