筒香が「5番・指名打者」でスタメン 田中と今季4度目の対戦へ

レイズとヤンキースの地区シリーズ第3戦(ペトコ・パーク)は日本時間10月8日に行われ、ヤンキースの田中将大が先発する。第1戦、第2戦ともスタメンを外れていたレイズの筒香嘉智は「5番・指名打者」で先発出場。レイズは田中対策として筒香を含む7人の左打者をスタメンに並べた。田中と筒香は日本時間8月8日、8月18日、9月2日に続いて今季4度目の対戦となる。

初戦をヤンキース、第2戦をレイズが制し、1勝1敗で迎える第3戦。田中は勝ったほうがシリーズ突破に王手をかける重要な一戦の先発を務めることになった。インディアンスとのワイルドカード・シリーズ第2戦では、悪天候の影響もあって5回途中6失点という不本意な結果に終わったが、ポストシーズン通算9先発で5勝3敗、防御率2.70と大舞台での勝負強さには定評がある。今日の試合でも好投が期待される。

一方の筒香は、ブルージェイズとのワイルドカード・シリーズ第1戦こそ「1番・指名打者」で先発出場したものの、3打席目に代打を送られて途中交代。その後の3試合はいずれもスタメンを外れ、出場機会は地区シリーズ第2戦の代打での1打席だけだった。初のポストシーズンはここまで3打数ノーヒットに終わっており、初安打を放ってチームの勝利に貢献したいところだ。

田中と筒香の今季の直接対決は6打数ノーヒット。3試合でいずれも2打席ずつ対戦し、日本時間8月8日はファーストへのファウルフライとセンターライナー、8月18日はショートゴロとライトフライ、9月2日はセカンドゴロとサードライナーという結果だった。

なお、ヤンキースは田中の女房役にゲーリー・サンチェスではなくカイル・ヒガシオカを起用。また、明日の第4戦にジョーダン・モンゴメリーが先発することも発表されている。

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