ブレーブス完封勝利 19年ぶり地区シリーズ突破に王手

【マーリンズ0-2ブレーブス】@ミニッツメイド・パーク

ブレーブスは新人右腕のイアン・アンダーソンが6回途中まで3安打無失点の好投を見せ、マーリンズに2対0で完封勝利。地区シリーズ第1戦、第2戦に連勝し、2001年以来19年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。ブレーブスは今回のポストシーズンで3度目の完封勝利。ポストシーズンの最初の4試合で3度の完封勝利をマークするのは1905年ジャイアンツ、1966年オリオールズに次いで史上3チーム目の快挙となった。

ブレーブスは2回裏にマーリンズ先発のパブロ・ロペスからダンズビー・スワンソンが2試合連発となる2号ソロを放って1点を先制。4回裏にはトラビス・ダーノウにも2試合連発の2号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。

先発のアンダーソンは1回表二死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、それ以降は6回途中で降板するまでマーリンズに許したヒットは2本だけ。6回2安打無失点の快投を見せたレッズとのワイルドカード・シリーズ第2戦に続いて素晴らしいピッチングを披露した。

アンダーソン降板後、2番手のダレン・オデイが2つの四死球で二死満塁のピンチを招いたものの、マット・ジョイスをファーストゴロに打ち取って無失点。7回表を3番手のタイラー・マツェック、8回表を4番手のウィル・スミス、9回表を5番手のマーク・マランソンがいずれも無失点に抑え、5人の投手による完封リレーを完成させた。

6回途中3安打無失点のアンダーソンが勝利投手(1勝0敗)となり、マーリンズ先発のロペスは5回3安打2失点ながら打線の援護がなく敗戦投手に(0勝1敗)。2点リードの最終回を三者凡退で締めくくったマランソンには1セーブ目が記録された。

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