わいせつ行為で「精神的に苦痛」 元看護師が医師提訴 神戸地裁

©株式会社神戸新聞社

神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 同僚の男性医師によるわいせつ行為で精神的なダメージを受けたなどとして、兵庫県加古川市の病院に勤めていた元看護師の女性と家族が7日、約1200万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こした。

 訴状では、女性は2018年3月の深夜勤務中、男性医師に両肩をつかまれてキスされるなどしたとする。その後はショックで出勤できなくなり、休職を挟んで今年1月に退職した。

 女性は強制わいせつ容疑で神戸地検姫路支部に告訴したが、不起訴処分に。姫路検察審査会による「不起訴不当」の議決を受けて再捜査も行われたが、再び不起訴処分となった。

 女性側は神戸新聞の取材に、男性医師が「逃げられない強さで(女性に)抱きつくなどした」と主張。医師側の代理人弁護士は「現段階では何もコメントできない」とした。