難関突破米で挑戦者応援 JAにいがた南蒲 加茂の神社で祈とう

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発売を控え実施した、受験生などを応援する「難関突破米」の祈とう=加茂市加茂

 JAにいがた南蒲(新潟県三条市)の独自ブランド米「難関突破米」が8日に発売された。発売を前に、加茂市の青海神社で商品や原料玄米の祈とうが行われた。関係者が「受験生ら食べた人に、さまざまな難関を乗り越えてもらいたい」と応援の気持ちを込めた。

 難関突破米は、管内で栽培された減農薬・減化学肥料の特別栽培米コシヒカリを、通常より大きい2ミリのふるいで選別し、“落ちなかった”縁起物。同JAでは毎年、管内の中学3年生にプレゼントしている。8日には、北信越大会に出場する加茂暁星高野球部にも寄贈する。

 5日の祈とうには、同JAの役員ら12人とオリジナルキャラクター「飯太郎」が出席。玉串をささげ、あらゆる立場で挑戦する人の健闘を願った。

 管内のコシヒカリの1等米比率は平年並みの68%で、昨年の落ち込みから回復したが、新型コロナウイルスの影響で業務用米の需要が減り、米価への影響が懸念されている。

 同JAの吉田文彦経営管理委員会会長(62)は「猛暑だったことを考えれば、まずまずの成績。地域で応援していることを感じてもらいたいし、私たちも食べて、ウイルス禍の難関を突破したい」と話した。

 「トッパ(10.8)」の語呂合わせで、8日から農産物直売所「ただいまーと」(三条市福島新田)や同JAホームページなどで販売している。価格は5キロ入り、3千円。