内閣府エイジレス章 島原の坂本さん選出 笑いヨガで元気に

古川市長(左)と歓談する坂本さん(左から2人目)=島原市役所

 社会と関わりを持ちながら充実した生活を送る高齢者を内閣府が表彰する本年度の「エイジレス章」に、「笑いヨガ」のインストラクターとして活動する島原市上の原3丁目の坂本順子さん(73)が選ばれ、6日、島原市役所で伝達式があった。
 笑いヨガは、意識的に声を上げて笑い、手拍子などの体操とヨガの腹式呼吸を取り入れた健康法。坂本さんは2012年、笑いヨガに取り組む高齢者学級の様子をテレビで見て興味を持ち、認定リーダー資格を取得した。その後、年70回以上、市が高齢者を対象に開く介護予防教室などでの指導に励んでいる。
 古川隆三郎市長が賞状と盾を手渡し祝福。坂本さんは「笑うことで健康になる。これからも元気に活動していきたい」と話した。
 エイジレス章には本年度、全国から75人の推薦があり、46人を選定。長崎県では坂本さん1人が選ばれた。

© 株式会社長崎新聞社