羽田美智子「こうなるといいな」が叶う方法と、52歳での人生リセットについて語る

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10月9日(金)、女優の羽田美智子がエッセイ本「羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方」(宝島社)の発売記念イベントに登場。

自身がオープンしたECセレクトショップ「羽田甚商店」の特設スペース前(東急ハンズ銀座店)で語る羽田美智子

エッセイ本の出版は4年ぶりとなる羽田。毎日忙しくても前向きに美しく生きるための“幸せの見つけ方”のヒントや、大切にしている日本の自然や文化、自身が心地よく暮らすための衣食住の工夫、これまで仕事の中での出会いや思い出についても綴り、「52年分の人生を込めた」と内容に自信を見せる。

9月に52歳を迎えた羽田は、「古代マヤ歴では、52歳で人生が大きく変わるという読み方があって、52歳からは本当の自分の人生がやってくる」と、マヤ歴を引き合いに出し、「52歳でエッセイを書くということが、私の目標でした」と出版に対する意気込みを明かした。

周囲から“小さな幸せ”を見つけるのが上手だと言われるそうで、「日常にあふれていることに幸せを見つけることが得意なので、このコロナ禍でもみなさんにも小さな幸せを見つけてもらえれば」という思いを込めたと柔らかな笑顔で語った。

日常のルーティン、幸せを感じる瞬間や事柄、そしてこれまで語ってこなかった流産経験についても書かれているといい、「同世代の希望の星でありたい」と同世代へのエールを送りつつ、若い世代に対しても「人間ってこういう風に年を重ねていくんだよ、という道しるべにしてもらえたら」とコメントした。

「こうなるといいな」を叶えてきた“あした日記”のすすめ

「羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方」(宝島社)には、暮らしが垣間見えるカラーグラビアも収録

「明日こうなるといいな」という出来事を前日に日記に記す「あした日記」をつける習慣があるという羽田は、「きれいなだけでなく、欲にまみれた願いも叶えてきました(笑)」と、その習慣で数々の願いを叶えてきたという。

「ドラマで最高の視聴率をいただきました」と放送の前日に書いておいたら、翌日に最高視聴率の報告を受けたことも。「『こうなりました』と結果を具体的に記すこと、『〇〇だったらなぁ~』くらいの曖昧な書き方だと曖昧な感じにしか叶いません」とポイントを解説。

「是非、やってみてください!」と取材陣に勧め、「でも、書いていたことがうまくいかなかったとか、逆のこともあるのでは?」と聞かれると、「なーい!」と笑顔で断言。思わず取材陣も羽田の笑顔につられて一気に和やかムードに。

「日常をおざなりにしない、身の回りの小さな幸せに気づく積み重ねが大事」と語る羽田美智子

「この年齢になると、きれいごとではなくて目の前の人が喜んでくれることが一番のご褒美」と、幸せを感じる瞬間について実感を込め、「そうするためにはまず自分を満たし、それから人を満たしていくのがこれからのテーマ。50代も60代もやりたいことをやって輝いていたい」と、積極的な姿勢を見せた。

そしてかつて映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」で共演した竹内結子さんが死去したことについて聞かれると、「いまだに信じられないし、腑に落ちていない」と、言葉を選びながら沈痛な面持ちで語る場面も。

「すごく真面目で優しくて、みんなに気配りをする子で、一瞬にして仲良くなって。それから10年くらいブランクがあって、その間のことは知らないので、私が語ることでもないなと思って」と言葉を詰まらせつつも、「悲しすぎて言葉にならない、またどこかで会えそうな気がしてしまう」と故人を偲んだ。

「小さな幸せがありますように」と願いを込めて、モニターの上には「羽田大明神」の鳥居が

イベントでは、書籍の購入者が特設会場のモニター越しに羽田と1対1でトークできるという特典会も設けられ、羽田の熱心なファンが列をなした。

1人ずつ丁寧に、「どちらからいらしたんですか?」「台風が来ているからお気をつけて」など、柔らかな声で気遣いを見せる羽田。ファンも羽田に対して「ドラマでのセリフの覚え方は?」「ブログに載っていたあれは何?」など、直接聞きたかったことに答えてもらい、満足そうな笑顔を見せていた。

途中、「私、誰だか分かる?」と高校時代にハンドボール部で一緒だったという旧友の女性が現れ、羽田が驚く場面も。「懐かしい人や会いたい人に会えたりする」と“小さな奇跡”が日常に多いという羽田もビックリな一幕があった。