【新型コロナ】横浜で32人感染 入院中の80代男性死亡

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は9日、入院していた80代男性が死亡した、と発表した。また、新たに10~90代の男女32人の感染が確認された。このうち70代女性が重症で、31人は軽症または無症状。21人の感染経路が不明という。

 市によると、亡くなった男性は市内在住。入院していた戸塚共立第1病院(戸塚区)でクラスター(感染者集団)が発生し、9月20日に陽性と判明した後に市内の別の病院に転院していた。死因は誤嚥性肺炎という。

 また、クラスターが確認されている特別養護老人ホームでは、新たに40代の男性職員と、入所している80~90代の女性2人の感染が判明。同施設での感染者数は計10人となった。

 感染者32人の年代別内訳は20代が9人で最多。70代6人、40代4人、30.50.80代各3人、10代2人、60.90代各1人。感染経路が判明している11人のうち、4人は家庭内感染だった。

 市が9日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。

 ▽鶴見区=305人▽神奈川区=197人▽西区=131人▽中区=247人▽南区=245人▽港南区=204人▽保土ケ谷区=168人▽旭区=198人▽磯子区=134人▽金沢区=140人▽港北区=288人▽緑区=110人▽青葉区=302人▽都筑区=134人▽戸塚区=185人▽栄区=60人▽泉区=87人▽瀬谷区=90人▽市外=158人

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