国立競技場、陸上兼用で存続検討

球技専用方針に文科相

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国立競技場を視察する世界陸連のセバスチャン・コー会長=8日午前(代表撮影)

 来夏に延期された東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場(東京都新宿区)が、大会後も陸上のトラックを残し、球技との兼用競技場として存続する公算が大きいことが9日、分かった。複数の関係者が明らかにした。

 政府は2017年に五輪・パラ後はトラックを撤去して球技専用とする方針を決定したが、萩生田光一文部科学相は9日の閣議後の記者会見で「可能であれば私は将来も陸上のできるようなグラウンドとして残すことは一つの方策だと思っている」と前向きに検討する意向を表明した。大会後に最終判断するとみられる。