台風14号、10日夜以降に神奈川県内最接近

横浜市内では断続的に雨が降った=9日午後11時半ごろ、横浜市中区

 台風14号は10日夜から11日明け方にかけて、神奈川県内に最も接近する見通しだ。横浜地方気象台は土砂災害や高波への警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、降り始めからの雨量は9日夕までに箱根町で138.0ミリ、相模原市緑区では104.0ミリを記録した。

 台風の接近に伴い、10日昼すぎから雷を伴って激しい雨の降る所があるとみている。同日夕までの24時間に予想される雨量は、東部の多い所で110ミリ、西部は120ミリ。その後の24時間では、東部、西部ともに50~100ミリを見込んでいる。

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