ハッカーら金銭要求 スポーツ選手らの情報乗っ取り <ニュージャージー>

ニュージャージー州連邦検事局は先月30日、プロスポーツ選手のSNSアカウントのアクセス情報を販売、または恐喝のために利用した男らを起訴した。同日付NBCニューヨークが伝えた。

ルイジアナ州ティボドーに住むトレボンテ・ワシントン被告(21)は、フィッシング詐欺を利用してNFLとNBAの少なくとも2人の選手のアカウントを乗っ取り、アクセス権をそれぞれ500〜1000ドルで販売したとされる。

フロリダ州オーランドに住むロニー・マグレブ被告(20)もまた、フィッシング詐欺を利用して2018年に、ニュージャージー州に住むNFL選手のメールやインスタグラムの情報を入手し、アカウントを乗っ取った。同選手の際どい画像をSNSに投稿し、追加写真を公開されたくなければ2500ドルを支払うよう要求したとされ、同選手は同被告に500ドルを支払っている。

電信詐欺共謀罪は最高で懲役20年、コンピューター詐欺の共謀罪は最高5年の懲役が科せられる。

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