相模原で土砂崩れ、県道が通行止め 箱根で雨量280ミリ、横浜でも崖崩れ

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 台風14号や前線による大雨で神奈川県内では10日、相模原市緑区や横浜市港南区で土砂崩れがあった。降り始めからの雨量は同日午後7時現在、箱根町で280.0ミリ、相模原市緑区では209.0ミリを記録。横須賀市など一部の自治体が避難所を開設した。

 相模原市などによると、同市緑区沢井で県道脇の斜面が崩落。土砂が長さ約15メートルにわたって道路をふさいだため、市は周辺を通行止めにした。

 また、10日午後6時ごろには、横浜市港南区上大岡西3丁目で住宅裏の崖が崩れていると通報があった。住宅の庭に土砂が堆積したという。

 横浜地方気象台は横浜、川崎、相模原、平塚、小田原など19市町に大雨警報を発表し、土砂災害への警戒を呼び掛けた。

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