日本学術会議で2011~17年に会長を務めた大西隆・東京大名誉教授(72)が10日までに、共同通信のインタビューに応じた。16年の会員補充人事で、選考段階に候補者案を首相官邸に示して以降「事前説明がある種、ルール化したと考え、17年の定期改選でも説明した」と述べた。官邸の意向で人選を変えるのは「あり得ないこと」とし、16年に官邸から難色を示されたのは「苦い経験だった」と振り返った。
官邸説明、16年から規則化 学術会議任命拒否問題
- Published
- 2020/10/10 19:05 (JST)
- Updated
- 2020/10/10 19:08 (JST)