休耕田でニンニク栽培 砺波

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 砺波市栴檀山自治振興会は10日、同市東別所の休耕田でニンニクの栽培を始めた。JAとなみ野が中山間地域の農業振興を目的に生産する種用ニンニク約2千個の提供を受け、住民25人が三世代交流行事として植え込んだ。来年6月に収穫する。

 ニンニクは山間部の棚田でも高齢者が簡単に栽培できることから、栴檀山自治振興会はJAとなみ野と連携して普及を目指すことにした。同JAは2年前から種用ニンニクを栽培しており、今回初めて無償で提供した。

 この日は、東別所上村集落の福祉サロン「タッチの会」の高齢者や地元の子どもたちが、約5アールの休耕田を耕した畑の畝に長さ3センチの種用ニンニクを植えた。タッチの会の前田晴美会長(73)は「収獲が楽しみ」と話した。

 JAとなみ野の土田英雄常務によると、ニンニクは1個を植えると翌年には一回り太って6個ほどに増える。栴檀山地区では、東別所上村で来年収獲したニンニクを秋に別の集落にも植えて、2年後の出荷販売を目指す。