『泣く子はいねぇが』“我が子”を抱く吉岡里帆と仲野太賀の姿も 思いが溢れる場面カット9点公開

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映画『泣く子はいねぇが』場面写真(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

俳優の仲野太賀が主演を務める映画『泣く子はいねぇが』より、主人公・たすく(仲野)と幼い子どもを抱く妻ことね(吉岡里帆)の姿などを捉えた場面写真が解禁された。

青春の終わりをテーマに、迷いながら大人になっていく20代の若者たちの姿を描く本作。是枝裕和監督が率いる映像制作者集団“分福”の佐藤快磨監督のオリジナル脚本で、同監督の商業映画デビュー作となる。ナマハゲ行事で失態を犯し、秋田を離れる主人公たすく役を仲野、その妻ことね役を吉岡、親友の志波役を寛 一 郎が演じるほか、山中崇余貴美子柳葉敏郎らが共演する。

本作は、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で、河瀬直美監督、フランソワ・オゾン監督といった世界的監督と肩を並べてオフィシャルコンペティション部門に出品が決定している。

秋田の寂れた港町、雪の降る男鹿半島。娘が生まれ、現実を見据える妻ことねに対して、夫のたすくはいつまでも「父親」の自覚を持てないでいた。そんなたすくにことねは愛想をつかす。大みそかの夜、「悪い子はいないか」とナマハゲたちが闊歩(かっぽ)する男鹿の街で、全力疾走する全裸のナマハゲが生中継のニュース番組で全国に放送される事件が起こる。そのナマハゲの正体は、妻との約束を守れずに泥酔しきったたすくだった…。

解禁された場面写真のうちメインカットでは、たすく(仲野)が幼い我が子を抱きかかえる妻ことね(吉岡)と共に歩いている。ことねは愛おしそうに娘を見つめているが、父親の自覚がまだないたすくは全く別の方向を見ている。2人のその後の関係性を示唆しているような印象的なシーンだ。

その他、騒ぎを起こして故郷にいられなくなったたすくに対し、これまでと変わらない態度で接してくれる親友の志波(寛 一 郎)、いつでも温かくたすくを見守ってくれる母せつ子(余)、地元・男鹿半島の伝統文化「ナマハゲ」を守るために尽力している夏井(柳葉)、逃げ出した元夫との再会に困惑する表情を浮かべたことねの姿も捉えられている。

映画『泣く子はいねぇが』は11月20日より全国公開。