「広々としてありがたい」 県内最大規模の仮設団地、入居始まる 熊本豪雨、球磨村の総合運動公園

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間取りや設備などを確認する球磨村グラウンド仮設団地の入居者の夫妻=10日、同村

 7月の豪雨を受け、熊本県が球磨村渡の村総合運動公園内に整備した「球磨村グラウンド仮設団地」への入居が10日始まった。全113戸は、豪雨被災者向けの仮設団地としては県内最大規模。

 自宅が半壊以上と判定された村民ら314人が入居。自宅の被害はないものの、電気や道路などが復旧していない大槻集落の8人も対象になった。

 木造平屋35棟から成り、間取りは1DK、2DK、3Kの3種類。集会所も2棟備えた。

 同団地の完成によって、運動公園内では3カ所の仮設団地に計181戸・約550人が仮住まいすることになる。入居者は買い物や公共交通機関による移動への支援を求めており、村は対応策を検討する。

 現地で鍵の引き渡しがあり、家族3人で入居する新聞配達業の浦川勝裕さん(52)は「広々として大変ありがたい。入居する2年間で今後の生活をじっくり考えます」と話した。(小山智史)