2020年F1アイフェルGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手だった。
フェルスタッペンはFP3で4番手1分26秒896、予選Q1で最速1分26秒319、Q2で2番手1分25秒467。Q3では1回目のアタックでの1分25秒744で暫定トップに立ち、2回目のランで1分25秒562にタイムを更新したものの、メルセデス勢に抜かれて最終結果は3番手となった。バルテリ・ボッタス(メルセデス)のポールポジションタイムとは0.293秒差、2番手ルイス・ハミルトンとは0.037秒差だった。フェルスタッペンは決勝をソフトタイヤでスタートする。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
今日はいい一日だった。グリッド2列目を確保できたことには満足していいだろう。興味深い予選だった。昨日2回のプラクティスを(悪天候のために)走れなかったため、今日は誰もがたくさんの作業に追われたが、全体的にみていい一日になったと思う。
マシンのハンドリングは良好で、あらゆる面でより安定していると感じたし、とても快適に走ることができた。もちろんバランス面にはいつだって改善したいと思う点があるものだけどね。
重要なQ3になってアンダーステアがひどくなってきた。気温が低くてフロントタイヤにグレイニングが起きて、タイヤの状態が悪くなり、それがラップタイムに響いたと思う。
メルセデスに近づいていると思うから、それは前向きな兆候だよ。僕らが目指している方向性が正しいということになると思う。通常決勝では彼らとのギャップが縮まる。明日は気温がさらに下がるそうだから、タイヤがどういう挙動を見せるのか興味深い。
ここは走っていて楽しいコースだ。全員がある程度未知の要素を抱えた状態で決勝に臨むことになる。エキサイティングなレースになるといいね。
(予選後の会見で語り)メルセデスに近づいているのはとてもいいことだと思うけど、ある意味、少しがっかりしている。もう少しいい結果を期待していたんだ。でもこれが現実だ。全体的にメルセデスの方がやはり僕らよりも速い。ただ、今日はいい仕事をしたと思うので、満足している。
ここにはいくつかアップグレードが持ち込まれており、マシンの動きが多少改善している。ただ、今日一日走っただけなので、これからデータを分析し、最適化しなければならない。今日はアンダーステアが出たけれど、一歩前進したのは間違いない。正しい方向に進んでいると思うので、この調子で改善し続けていきたい。
(決勝でメルセデスと戦えると思うかと聞かれ)戦えるといいね。目標は表彰台だ。