九州高校野球長崎県大会 長崎西、大崎4強へ

 第147回九州地区高校野球県大会第8日は10日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準々決勝2試合が行われ、長崎西と大崎が準決勝に進んだ。長崎西は17年ぶり、大崎は2年連続の秋4強。
 長崎西は大村工に4-3で逆転勝ちした。2点を追う九回に四死球などで好機をつくると、山口の右前適時打、松尾の左中間適時二塁打で同点。なおも1死二、三塁から、大宅が左犠飛を放って勝ち越した。投げてはエース右腕の原口が8回3失点の粘投。九回は1年生左腕の山内が3人で締めた。
 大崎は瓊浦に9-2で七回コールド勝ちした。二回に松本の左越えソロで先制。三回に池田と乙内翔の連続適時三塁打などで4点を加えた。四回に2点を返されたが、直後に乙内翔の2点三塁打で再びリードを広げると、六回も乙内翔の2点三塁打で突き放した。守備も無失策で右のエース坂本を支えた。
 第9日は11日、ビッグNで海星-創成館(10時)、長崎商-長崎日大(12時30分)の準々決勝残り2試合を実施する。


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