仲野太賀・吉岡里帆・菅田将暉・成田凌 映画界を盛り上げる<93年生まれ>最新作をチェック

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全員93年生まれ(上左から)吉岡里帆、仲野太賀、(下左から)菅田将暉、成田凌 クランクイン!

俳優の仲野太賀が主演を務め、女優の吉岡里帆が共演する映画『泣く子はいねぇが』が11月20日より公開される。仲野と吉岡は、共に1993年生まれ。93年生まれと言えば、2人のほかにも、菅田将暉成田凌、神木隆之介、有村架純、志田未来など、人気と実力を兼ね備えた顔ぶれが並ぶ。今回、現在の映画・ドラマを盛り上げる“華の93年組”の中から、仲野、吉岡、菅田、成田をピックアップ。出演する新作映画と主な過去の出演作をまとめて紹介しよう。

■仲野太賀『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)

インディーズ作品からメジャー作品まで幅広く出演し、その巧みな感情表現によって強い印象を与える仲野。最新作『泣く子はいねぇが』では、大人にも父親にもなりきれない未熟さ故に、大切なものを失ってしまった主人公の青年・たすくを演じる。本作は、妻にも愛想をつかされて、娘にも会うことができないたすくが、伝統行事「男鹿のナマハゲ」を通して大人へと成長する姿を描く。

仲野はこれまで、NHK大河ドラマ『天地人』、『いだてん~東京オリンピック噺~』、『今日から俺は』(日本テレビ)など多くのドラマに出演。映画では、第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞含む3部門で最優秀賞を受賞した吉田大八監督作『桐島、部活やめるってよ』、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督作『淵に立つ』に出演。今後も、恋愛映画の旗手と称される今泉力哉監督の最新作『あの頃。』への出演が控えている。

吉岡里帆泣く子はいねぇが』(11月20日公開)

吉岡が『泣く子はいねぇが』で演じるのは、未熟さが残る夫のたすくに愛想をつかした妻・ことね。頼りないたすくとは対照的な芯のある母親を演じ、これまでのイメージとは異なる、新たな顔を見せている。

吉岡は2017年に放送されたドラマ『カルテット』(TBS)で空気を凍らせ、人間関係を壊す破滅的な魔性の女を演じ、第7回コンフィデンスアワード・ドラマ新人賞、第92回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞して一躍ブレイク。その後、ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS)で初主演を果たしたほか、三木聡監督作『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』でヒロインを演じ、ギターと歌に初挑戦。あいみょん作詞作曲による楽曲「体の芯からまだ燃えているんだ」を完璧に歌い上げ、その歌唱力でも大きな注目を集めた。

菅田将暉『浅田家!』(公開中)

「アイドル性と演技派の二面性を兼ね備えている」と称されることが多い菅田。現在公開中の映画『浅田家!』では、東北の大学院生・小野役を担当。二宮和也演じる主人公の政志の生き方を変えるキーパーソンとなる、作品の中枢を支える重要なキャラクターを演じている。

菅田は2009年、特撮ドラマ『仮面ライダーW』の主役にシリーズ最年少となる16歳で抜てきされ俳優デビュー。その後、芥川賞受賞作が原作の映画『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。また、大森立嗣監督作『セトウツミ』、山戸結希監督作『溺れるナイフ』での演技が評価され、第26回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。翌年には映画『あゝ、荒野』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、その演技力が高く評価されている若手俳優だ。

成田凌『窮鼠はチーズの夢を見る』(公開中)

11月に公開予定だった主演映画『まともじゃないのは君も一緒』が公開延期となったが、大倉忠義と初共演した行定勲監督最新作『窮鼠はチーズの夢を見る』が公開中。セクシャリティを越えて人を好きになることの喜びや痛みを、2人の男の姿を通して描く本作で成田が演じるのは、主人公の恭一(大倉)にまっすぐな想いを伝える大学の後輩・今ヶ瀬渉役。好きなってはいけないと頭でわかりながらも、どうしようもなく惹かれてしまう葛藤や強い嫉妬心を見事に表現している。

成田は、三島有紀子監督作『ビブリア古書堂の事件手帖』や、中田秀夫監督作『スマホを落としただけなのに』での演技で、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『愛がなんだ』、『カツベン!』など話題作への出演が絶えず、今後もさらなる活躍が期待される。