祭りの熱気、大キャンバスに 山鉾巡行中止も「心意気感じて」

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山鉾巡行の熱気を絵にした松原さん(京都府亀岡市古世町・市文化資料館)

 丹波の秋を彩る亀岡祭をテーマとした絵画展が10日、京都府亀岡市古世町の市文化資料館ロビーで始まった。今年は新型コロナウイルスの影響で山鉾巡行の中止が決まっているが、老若男女でにぎわう祭りを表現した作品が、訪れた人を魅了している。

 出展したのは元亀岡高教諭の松原栄司郎さん(79)=東つつじケ丘=で、熱気あふれる祭りの様子を十数年前から大きなキャンバスに描いてきた。

 おはやしが流れる会場には、町家がひしめく旧城下町を鉾が進む10月25日の本祭の様子などを描いた油絵11点を並べた。法被姿で町に繰り出した子どもたちが豪華な懸装品の鉾を引き、今にも動きだしそうだ。松原さんは「今年は祭りがない分、町衆の心意気や歓喜を絵から感じてもらえたら」と語る。

 ロビー展は無料。25日まで。