100回目の“冬”開幕 全国高校ラグビー長崎県大会

【1回戦、大村城南―島原・島原農】後半18分、ディフェンスを振り払って突進する島原・島原農のフッカー渡部=長崎市総合運動公園かきどまり補助競技場

 ラグビーの第100回全国高校大会県大会は10日、長崎市総合運動公園かきどまり補助競技場で開幕した。第1日は1回戦4試合が行われ、佐世保南・佐世保北・佐世保実、島原・島原農、佐世保工、長崎西・長崎南・長崎鶴洋が2回戦に進んだ。
 大村城南-島原・島原農は、島原・島原農が前半2分に相手ゴール前で得たペナルティーから、SH田上が速攻を仕掛けて先制トライ。その後も、フッカー渡部の突破力、SO安藤の個人技などを生かして3トライ(1ゴール)を奪い、22-0で折り返した。
 後半も6分に連続攻撃からCTB橋本がインゴールに飛び込んでトライ(ゴール)を追加。大村城南は終盤、CTB水浦、フランカー末長らの健闘で2トライ(1ゴール)を返したが、島原・島原農が29-12で振り切った。
 佐世保工は諫早・大村に50-0で快勝。佐世保南・佐世保北・佐世保実は西陵に32-17、長崎西・長崎南・長崎鶴洋は長崎工に8-7でそれぞれ競り勝った。
 第2日は31日、長崎市総合運動公園かきどまり運動広場で2回戦4試合を実施する。

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