小関裕太、賀喜遥香、Rー指定、村上淳が「閻魔堂沙羅の推理奇譚」で生き返りを願う亡者に

小関裕太、乃木坂46の賀喜遥香、Creepy NutsのRー指定、村上淳が、NHK総合で10月31日にスタートする中条あやみ主演のよるドラ「閻魔堂沙羅の推理奇譚」(土曜午後11:30)にゲスト出演する。

同作は、若者に支持されているミステリー作家・木元哉多氏の「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズをドラマ化。閻魔堂の主・閻魔沙羅(中条)が生き返りを願う亡者に、誰に、なぜ、どのように殺害されたかを推理させるゲームを仕掛け、被害者に自分で自分の殺人事件の真相を解決させる、異色のオムニバス・ミステリーだ。モデルとしても活躍する中条が着こなす、美しく色鮮やかでバラエティーに富んだ“裁判官ファッション“にも注目だ。

今回出演が発表されたのは、第1・第2・第5・6回のゲスト。小関は凍死で亡くなった浜本尚太役で第1回に登場。鶏肉専門の卸業「鶏賑」の営業マンで、人はいいが要領が悪く、仕事ではミスばかりで、同期や後輩にいつもフォローされている。ひそかに会社のマドンナに恋心を抱いているが、告白する勇気もない。沙羅いわく“ヘタレ”な人物だ。

小関は「『よるドラ』枠の作品はかなり攻めた内容が多くて、すごく好きでよく見ていました。なので『閻魔堂沙羅の推理奇譚』の出演のお話を聞いた時、「よるドラだ!」と、とてもワクワクしました。さらに、『よるドラ』の中でも特に『だから私は推しました』が好きだったので、演出を担当されていた渡辺良雄さんとご一緒できるということも楽しみでした」とオファーを受けた際の心境を明かす。

そして、「オムニバス形式である今作ですが、現実世界とは別の、死後の世界。つまり“異空間”が舞台背景にあるので、『これは1話で世界観のベースが出来上がっていくな』と楽しみでもありながら慎重になっていました。しかし、そんな緊張もつかの間。制作陣が選ばれたロケーション、そしてワンシーンの中で昼と夜が入り混じっているという、時空間に囚われない大胆な環境設定のおかげで、自然とこの世界観に飛び込めました。この作品も、攻めた『よるドラ』枠になること間違いなしです。ぜひ楽しみにご覧ください」とコメント。

第2回に登場する賀喜は、撲殺された高校生・向井由芽を演じる。父親と2人暮らしの高校生2年生で、自称・画家の父親はこれまで絵が売れたことがなく、定職もないため、由芽がアルバイトで家計をまかなっている。そのため友達と遊ぶことはもちろん、スマートフォンも持てずタピオカも飲んだことがない。沙羅いわく“貧乏人”なキャラクター。賀喜は「もともとミステリー作品が好きだったので、このお話を聞いた時はとてもうれしかったと同時に、ものすごく緊張しました。撮影現場では、スタッフさんをはじめ、共演者の方々にアドバイスをいただきながら撮影をさせてもらっていたので、とても温かい現場でした。由芽ちゃんが一生懸命推理していく様子を、楽しんで見ていただけたらうれしいです!」とメッセージを寄せる。

また、第5回に登場するR-指定は、死因不明の池谷修役。人の隠し事、弱みにつけ込み法外な料金を脅し取るゆすり屋で、これまで相棒の阿賀里と危ない橋を渡りながら、かなりの金額をため込んできた。しかし、その金を分けるのが惜しくなり、阿賀里が邪魔に。沙羅いわく“銭ゲバ”な役どころだ。「普段はラッパーとして活動していて、全く別ジャンルの仕事だったので、お話をいただいた時には『ホンマに!?』と思いました」と驚いた様子のR-指定は、「慣れない部分も多かったのですごく緊張しましたけど、周りの皆さんにも非常によくしていただき、一生懸命やりました。ぜひ、見てください!」と呼びかける。

そして、第6回に出演する村上は、刺殺された刑事・武部健二役を務める。大阪府警の刑事で、有能であるが、事件を解決するためには手段を選ばないタイプ。こうと思った容疑者にはしつこく食らいつく。新人の森野の教育係を任されたが、“毒”のない森野は刑事には向かないと思っている。沙羅いわく“犬”という役どころだ。「台本をいただき、この作品と対じできることを想像すると興奮しました」という村上は、「そして大好きなスタッフたちがたくさんいるNHK大阪。演出の鈴木(航)さんとのお仕事は初めてでしたが、共に丁寧にドラマを構築し合える時間となったのを“肌”が覚えているので、ユニークな作品に仕上がっていると思います。皆さまにお楽しみいただけたら幸いです」と語っている。

なお、第3・4・7・8回の出演者は、後日発表される。

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