ボッタス、PUトラブルでリタイア「ミスの後も勝利のチャンスはあった。本当に不運」メルセデス【F1第11戦】

 2020年F1アイフェルGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスはパワーユニット(PU/エンジン)トラブルのためリタイアに終わった。

 ポールポジションから序盤をリードするが、ロックアップした際にルイス・ハミルトンに抜かれ、早めのピットインを行った。その数周後にトラブルが発生、ピットに戻ってレースを終えた。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=リタイア
 こんな形でレースを終えなければならないなんて悔しい。バーチャル・セーフティカー出動時にパワーを失い始めた。それまではとても楽しく走っていたのに。

 スタート直後、最初の数コーナーでルイスといいバトルをした。彼に対して手加減するつもりはなかった。

 その後、ターン1でロックアップしてポジションを落とし、早めのピットストップを行った。新品タイヤの感触がとてもよくなってきたから、アンダーカットできるかもしれないと思った。その時点では勝利の可能性はあったんだ。でも、急激にパワーが落ちて、パワーユニットに何か問題が起きたようだった。調査をする必要がある。本当についてなかった。何周か走って、問題が解消されるかどうか確認したが、解決策は何もなかった。

2020年F1第11戦アイフェルGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)

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