新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は12日、入院していた70代男性が亡くなった、と発表した。また、10歳未満~80代までの男女9人の感染が新たに確認された。いずれも軽症または無症状で、4人の感染経路が不明という。
市によると、亡くなったのは市内在住の男性。9月18日に発熱し、市内の病院で抗原検査を受けて陽性と判明した。市外の病院に入院し、酸素投与などしていたが、状態が悪化した。基礎疾患はなく、死因は新型コロナによる肺炎という。
また、市立小学校に通う10歳未満の女児が感染。市は12日、同じクラスの児童、担任計約30人の集団検査を実施したほか、同日から14日まで休校とした。
感染者9人の年代別内訳は20代が4人、10歳未満と30.50.60.80代が各1人。経路が判明している5人のうち、3人は家庭内感染だった。