Amazon(アマゾン)が10月8日、同社初となる配送用のカスタム電気自動車(EV)を発表した。
アマゾンは2019年9月、The Climate Pledge(気候変動に関する誓約)を発表した。この取り組みは2040年までに二酸化炭素排出量を0にするというものだ。今回発表したカスタムEVは、この取り組み実現へのサポートを目的としている。
今回の配送用のカスタムEVには、最先端のセンサー、高速道路の運転支援技術といった補助機能も導入している。この他にもドライバーの視認性を高める大きなフロントガラス、車外を360度見渡せる外部カメラ、ルート情報と最新の天気情報にハンズフリーでアクセスできる統合アレクサなども取り入れた。また荷台も広く、棚も3段階の高さで設置している。
車両のカスタマイズは、アマゾンが出資する電気自動車のスタートアップ企業リビアン(Rivian)が担当した。ドライバー体験の向上、安全性の最適化を考え、3つのモデルを提案しており、今回発表したEVはその内の1つだ。
今回の車両は、早ければ2022年には世界で1万台、2030年までに10万台の導入を予定している。
(出典:Amazon Webサイトより)