イケメン声優に成長した国民的人気アニメのレギュラー声優・木村昴

公開中の3Dアニメ映画「トロールズ ミュージック★パワー」で上白石萌音、ウエンツ瑛士らとともに日本語吹き替え版の声優をつとめているのが、声優の木村昴だ。

今月3日、都内で行われた公開記念舞台あいさつでは、劇中で木村がラップを披露していることから、ウエンツと木村のラップバトルが勃発。ノリノリで見ていた上白石も巻き込まれてラップを披露することになりイベントを盛り上げた。

ドイツで、ドイツ人でオペラ歌手の父と、日本人で声楽家の母との間に生まれた木村。7歳までをドイツで過ごし、日本へ移住後に劇団に所属。2002年ミュージカル「アニー」でタップダンサーとして出演しキャリアをスタートさせた。

05年4月からテレビ朝日系アニメ「ドラえもん」にて、15年に亡くなった、たてかべ和也さんに代わりジャイアンこと剛田武の声を担当することになった。

「当時、木村はまだ15歳だったが、たてかべさんは『ジャイアン役を継いでくれる人と酒を飲みたい』と考えていた。木村が24歳になった14年に酌み交わすことができたが、それが最初で最後に。たてかべさんは15年6月に亡くなり、木村は追悼メッセージを発表した」(テレビ局関係者)

若くして声優としての代表作ができた木村だが、もともとラップ好きで17年9月に始動したプロジェクト「ヒプノシスマイク」のメンバーとしても活動。

好良瓶太郎の名義で作詞活動を行うなどしているが、その活動が評価され、2019年の「第13回声優アワード」では歌唱賞を受賞。

今月からはテレビ東京系の子供向けバラエティー番組「おはスタ」のメインMCをつとめている。

183センチの長身にハーフ顔でイケメン声優として人気だが、今後は子どもたちに人気者になりそうだ。

参考

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