木村文乃ら「七人の秘書」豪華キャストにローランドから77本の深紅のバラが贈呈

10月22日にスタートするテレビ朝日系連続ドラマ「七人の秘書」(木曜午後9:00)の制作発表記者会見が開催され、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介の豪華キャスト陣と、脚本の中園ミホ氏が登壇した。

本作は、銀行常務や警視庁警務部長、都知事といったさまざまな要職の秘書を務め、極秘情報を握る女性たちが、理不尽だらけの日本社会を裏で操り変えていく“影の軍団”として暗躍する痛快ドラマ。

木村は自身の役どころを「(望月)千代は7人の中では一番人情味があって、ややおせっかい焼きなところもあり、ポジティブな役割を担っています」と紹介。また、秘書役を演じるにあたり、所作指導を受けて撮影に臨んでいることについて、「斜め45°のお辞儀を秘書室のメンバー8人でそろえるのが難しいんです」と語ると、千代と同じ東都銀行の頭取秘書・照井七菜を演じる広瀬も「そろえなきゃ!って周りを見ながらやっています」とプレッシャーを感じながらも、一致団結して撮影に臨んでいる様子を明かした。

一方、影の秘書軍団の元締めにして、ラーメン店の店主・萬敬太郎を演じる江口は、セットに来ているラーメン店から指導を受けているそうで、「セリフを言いながらメンマを入れるのか、ネギを入れるのかと、いろいろタイミングを考えながらやっています。できる限り冷めないうちに皆さんにおいしいラーメンを食べてもらいたいと思って…(笑)。タイミングが勝負ですね!」と、役作りに関するエピソードを披露した。

会見の最後には、スペシャルゲストとしてローランドが登場し、「社会的にはホストって色眼鏡で見られることが多く、僕も立場の弱い側の人間だったので、このドラマの『弱き者が強い立場の人に立ち向かっていく』というテーマに共感し、今日は少しでも応援になったらいいなという気持ちで来ました」と思いを語り、誰もが知る“おもてなしのプロ”ローランドは「七人の秘書」の“7”にかけて、自ら77本の深紅のバラを用意。ゴージャスな花束を主演の木村に贈るという粋な演出で会場を沸かせた。

さらに、菜々緒からの「ピンチの時に一番大切にしていることは?」という質問に、「嫌なことがあった時、捉え方が二つあると思うんです。僕はポジティブな側面を探すようにしています」と答えるなど名言が飛び出し、 ローランドの語る言葉にキャスト陣も大きくうなずいていた。

そして、木村は「この物語の中に出てくる7人の登場人物がぶつかる問題は、きっとご覧くださる皆さまが日常感じている“うまくいかないこと”だったり、“ストレス”や“他人とのいろいろ”だったり…と同じだと思います。一人一人がそれとぶつかって、ストレスという名の敵を気持ちよくぶっ飛ばしていく…。そんな物語になっていますので、ストレスがたまって“イーーッ!”という気分になってしまったら、木曜夜9時、このドラマを見ていただきたいですね。そうしたら、きっとスカッとして、金曜日の朝、『よし、今週もあと1日、来週も頑張ろう!』と思っていただけると思います。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と視聴者にメッセージを送った。

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