新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で13日、新たに10歳未満～90代の男女54人の感染が確認された。うち22人の感染経路が不明となっている。
川崎市によると、陽性者には7日に院外で一緒に食事をしていた市立川崎病院（川崎区）の医師6人や、クラスター（感染者集団）が発生した県警高津署の40代の男性巡査部長が含まれる。同署の感染者は13人となった。
横須賀市で感染が確認された未就学児2人と20～30代の男女3人の計5人は、12日に感染が判明した自営業男性の家族や友人。今月初めに食事会を開いたといい、市はクラスターと認定した。
横浜市によると、市内の訪問看護ステーションに勤務する40代女性の感染が判明。同ステーションを利用していた60代女性からの感染が疑われる。また、70代の女性介護士の感染が判明している市内の訪問介護事業所でも、新たに利用者の90代女性の感染を確認した。市は両施設での感染状況の調査を進めている。
