サツドラHD、子会社が新電力プラン。「店舗のライフコンシェルジュ構想」推進

【2020.10.13配信】サツドラホールディングスは、子会社であるエゾデンが新電力プランを開始すると公表した。同社は店舗の役割が「モノを売ること」から「モノ×サービスの提供」に変化していくとして、「店舗のライフコンシェルジュ構想」を推進している。店舗を起点にして、商品販売だけでなく、電力販売や通信サービスも提供していく考え。最近では、エックスモバイル社と代理店契約を締結し、 WiFiサービスを店頭から販売する施策などを取り入れている。

サツドラホールディングスグループの電力販売会社エゾデンは、Looopと電力提供に関する媒介契約を締結し、新プラン「エゾデンのおうちプラン」を開始する。
基本料金がかからず、従量料金のみとなる。経済紙は北海道電力よりも1割超安いプランになると報じている。

「エゾデンのおうちプラン」では2つの「選べる特典コース」を設定。電気料金 200 円につき北海道内共通ポイントカードのEZOCAに「1EZO ポイント」が付与される「EZOCA コース」と、電気料金 200円につき1円をサッカー Jリーグ「北海道コンサドーレ札幌」にチーム強化費として還元する「コンサドーレ還元コース」だ。

これに伴い、北海道コンサドーレ札幌 C.R.C の河合竜二氏が「エゾデン×Looopオフィシャルアンバサダー」に就任。10 月 18 日のホーム試合前のピッチ上にて任命式を行う。

また、Looopは北海道コンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーとして新規契約した。

同社は店舗の役割が「モノを売ること」から「モノ×サービスの提供」に変化していくとして、「店舗のライフコンシェルジュ構想」を推進している。店舗を起点にして、商品販売だけでなく、電力販売や通信サービスも提供していく考え。最近では、エックスモバイル社と代理店契約を締結し、 WiFiサービスを店頭から販売する施策などを取り入れている。

さらに、地域スポーツとの連携を掲げており、「単なるスポーツ契約ではなく、共同マーケティングを展開」することを標榜している。これまでも決済額の一部をチームに還元する応援プログラムやコラボ商品などを展開してきた。

今回の新電力プランや北海道コンサドーレ札幌との共同プロモーションも、こうした施策の一環。

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