“プロジェクト・ビッグ・ピクチャー”は実現不可能か…FA会長「長期的な利益にならない」

イングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・クラーク会長は、“プロジェクト・ビッグ・ピクチャー”とは関与しないと語った。

リバプールとユナイテッドが立案した“プロジェクト・ビッグ・ピクチャー”…FAや他クラブは反対の姿勢

リバプールのオーナーが立案しマンチェスター・ユナイテッドが支援することで提案された“プロジェクト・ビッグ・ピクチャー”。イングランド・フットボールリーグ(EFL)とFAの資金調達モデルやプレミアリーグの投票構造、18チーム制にリーグカップやFAコミュニティシールドの廃止などイングランドサッカー界の大きな変更点が含まれている。そんな中クラーク会長はFA評議会の文書で、「私たちは全クラブの会長とCEOの合意に基づき、この提案への関与を中止する」と伝えた。

リバプールやユナイテッドがプレミア大改革⁉ 18チーム制やリーグカップ&CS廃止を提案

「FAは、いかなる変更もサッカー界全体の長期的な利益になるようにしなければならない。FAの同意なしに規約を変更することは出来ず、私たちはイングランドの各大会を運営する責任がある。全ての主要な組織が完全に対等なら、何がベストか話し合って協力しよう。しかし経済的な要素だけでなく、クラブ、ファン、選手に利益をもたらさなくてはならない」。

FA会長がPBPの話し合いから撤退

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