【新型コロナ】横浜で31人感染 病院とカラオケ店で新たなクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は15日、10歳未満~70代の男女31人の感染が新たに確認された、と発表した。11人の感染経路が不明という。市内の病院とカラオケ店で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。

 市によると、東戸塚記念病院(同市戸塚区)に勤務する40代の女性看護師2人の感染を確認。同病院では既に外来の看護師3人の陽性が確認されており、14日から新規外来と救急患者の受け入れを制限している。

 70代男性は、市内のカラオケ店を利用。同日来店していた別の70代の客4人と60代の男性店長の感染も判明しており、同店の感染者数は計6人となった。市は「感染経路は不明だが、利用客は追跡できている」との理由で、店名を非公表とした。

 感染者31人の年代別内訳は、40代が7人で最多。20代6人、60.70代が各5人、30代3人、10.50代各2人、10歳未満1人。経路が判明している20人のうち4人は家庭内感染だった。

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