中日が今季最多タイ5連勝で2位死守、高橋が逆転サヨナラ3ラン 虎は守護神スアレスが誤算

中日・高橋周平【写真:荒川祐史】

8回に逆転許すも9回に敵失からチャンスを広げてキャプテンの一振り

■中日 5-3 阪神(15日・ナゴヤドーム)

中日は15日、本拠地での阪神戦に5-3でサヨナラ勝ちをおさめ、今季最長タイの5連勝。キャプテン2年目の高橋周平内野手が、9回2死二、三塁のチャンスで逆転3ランを放った。

初回1死二塁からアルモンテの右前適時打で先制。4回にも1点を加えたが、8回にセットアッパーの祖父江が3失点を喫して逆転を許した。迎えた9回は1死から京田が四球で出塁すると、遠藤も左前打で続いて一、二塁に。続くビシエドの二塁へのライナーを植田が悪送球して2死二、三塁とチャンスを広げた。一打逆点の場面で打席に立った高橋は、守護神スアレスの159キロを逆方向へ。左翼スタンドぎりぎりに入るサヨナラ3ランで珍しくガッツポーズを決めた。

前夜に2位に浮上したチームは、残り20試合を残して上り調子。7年連続Bクラスからの脱却に向け、キャプテンのバットで引っ張っていく。(Full-Count編集部)

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