共通テスト会場、感染防止徹底 球場で満員開催へ収容実験も

政府は15日、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、来年1月実施の大学入学共通テストでの新型コロナウイルス感染症対策についておおむね了承を得た。試験室では座席間の距離を確保し、1科目終了ごとに少なくとも10分程度の換気をするなど感染防止を徹底。37・5度以上の熱がある受験生は追試験を受けるよう求める。また横浜スタジアム(横浜市)で開かれるプロ野球の試合で、新技術による感染防止策を講じた上で球場に多くの観客を収容し影響を調べる実証実験を始めることも決めた。

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