県姿勢甘い 米兵宮崎市宿泊で県議会常任委が追及

米兵の宿泊先に宮崎市のホテルが検討されている問題を巡り、開かれた県議会総務政策常任委員会。委員からは県の対応への批判が相次いだ=15日午前、県庁

 航空自衛隊新田原基地(新富町)で実施予定の日米共同訓練で、米兵約200人の宿泊先に宮崎市内のホテルが検討されている問題を巡り、15日に開かれた県議会総務政策常任委員会(野崎幸士委員長、8人)。委員からは、国との交渉姿勢の甘さや対応の遅れを指摘する声が相次いだ。基地内への宿泊に向け、河野知事に対し「覚悟を持って交渉に当たるべきだ」とただした。

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