熊本市の女性がマダニ感染症 本年度、県内3例目

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 熊本市は15日、西区の50代女性が、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したと発表した。女性は市内の医療機関に入院している。本年度の県内の感染報告は3人目。

 市感染症対策課によると、女性は6日、発熱や咽頭痛の症状が出たため、市内の医療機関を受診。14日に検査で陽性が確認された。マダニにかまれた跡は確認されていない。

 SFTSは発熱やおう吐、下痢などの症状が見られ、致死率は10~30%程度。県健康危機管理課によると、SFTSが報告対象となった2013年3月以降、県内では18人目。

 マダニは森林や草地に生息。市は、草の茂った場所に入る時は長袖や長ズボンを着用するなど、かまれない対策を取るよう呼び掛けている。(久保田尚之)