コレアがひと振りで決めた!アストロズ劇的サヨナラで2連勝!

【レイズ3-4xアストロズ】@ペトコ・パーク

レイズの3連勝のあと、アストロズが意地の1勝をマークして迎えたアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦は、3対3の同点で迎えた9回裏にカルロス・コレアの2号ソロが飛び出し、アストロズが劇的なサヨナラ勝ち。対戦成績を2勝3敗とし、シリーズの決着は第6戦以降に持ち込まれた。

レイズがジョン・カーティス、アストロズがルイス・ガルシアという新人右腕同士の投げ合いでスタートした一戦は、1回裏にジョージ・スプリンガーがカーティスの初球を捉えて2号先頭打者アーチを放ち、アストロズが先制。レイズは2回表二死満塁のチャンスで無得点に終わったが、不振を極めていたブランドン・ラウが3回表にアストロズ2番手のブレイク・テイラーから1号ソロを放ち、同点に追い付いた。

直後の3回裏、アストロズはレイズ2番手のジョシュ・フレミングから一死二・三塁のチャンスを迎え、マイケル・ブラントリーがライトへのタイムリーを放って2点を勝ち越し。3回表二死から登板したアストロズ3番手のエノーリ・パレイデスは4回表一死一・二塁のピンチを連続三振で切り抜けたが、5回表一死からランディ・アロサレーナに3号ソロを被弾し、1点差に詰め寄られた。

その後、アストロズは必至の継投で1点のリードを守っていたが、レイズは8回表先頭の崔志萬(チェ・ジマン)がアストロズ6番手のジョシュ・ジェームスから1号同点ソロ。5番打者のひと振りで試合を振り出しに戻した。

そして迎えた9回裏、レイズは8回裏から登板していた4番手のニック・アンダーソンが続投。アストロズは先頭のアレックス・ブレグマンがセカンドフライに倒れたあと、コレアが外角高めの速球を捉え、センターへ試合を決める一発を叩き込んだ。勝利投手はアストロズ7番手のライアン・プレスリー(1勝0敗)、敗戦投手はアンダーソン(0勝1敗)。なお、レイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

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