アミュプラザ長崎を運営するJR長崎シティの盛澤篤司社長に、これまでの評価や今後の展望を聞いた。
-この20年の売り上げ、入場者の推移の評価を。
ずっと右肩上がりで成長させてもらった。ここまで伸びていくとは思っていなかった。地元の方はもちろん、観光客やビジネス客など、それぞれに対応してきた成果だと思う。
-集客のためにやってきたことは。
時代に合わせて変化し続けるのが大事。5年に1度を目安に定期的な改装、リニューアルを重ね、新しいものをお客さまに提供してきた。「アイスクリーム万博(あいぱく)」や「チョコレート博覧会(ちょこぱく)」など、かもめ広場でのイベントにも力を入れるようになった。
-長崎駅周辺再開発に伴って、アミュはどういう立ち位置になっていくのか。
注目を浴びるエリアだから、そこでお客さまに喜んでもらえる価値を提供していくのが使命。駅周辺だけでなく市中心部の商店街を含め、みんなで変わっていく長崎をつくっていこうじゃないか、とお力添えができればと思っている。
-ウィズコロナの時代の商業施設はどう変わっていくのか。
お客さまが安心安全に利用できることを最優先に考えていきたい。テナントの皆さんと理念を共有しながら、基本的なことを地道にやり続けていきたい。