水辺のクロカン記録会 来月15日、諫早・深海地区のコース 参加者募集中

いさはや水辺のクロスカントリー記録会コース図

 長崎県諫早市の本明川下流に近い干陸地でクロスカントリーを楽しむ「いさはや水辺のクロスカントリー記録会」(実行委主催)が11月15日、諫早市高来町深海地区のコースで初めて開かれる。22キロと11キロ、4.4キロの3部門の参加者を募集している。11月3日締め切り。
 深海干陸地は、国営諫早湾干拓事業の堤防閉め切り後、湾内側に創出した陸地。コスモスの名所として知られ、クロカンコースは昨年春、国土交通省が整備。コロナ禍で各地のスポーツ大会が中止となり、下濱誠一郎実行委員長ら有志が競技の普及啓発と地域資源の活用を目指し、初の記録会を企画した。
 記録会は1周2.2キロのコースを周回するタイムレース方式。募集人員と参加費は▽22キロ部門(10周)=50人、4千円▽11キロ部門(5周)=同、3千円▽4.4キロ(2周)=同、2千円。感染予防のため、受け付けはドライブスルー方式。定められた開始時間に出発場所に集合し、10人1組が10秒間隔で走りだす。
 実行委員でトライアスロン競技者の舘正剛さんは「普通のコースより足へのダメージが少ないが、アップダウンのあるハードなコース。身近で競技が楽しめる場所を知ってもらう機会にしたい」と話し、来年以降の開催も目指している。
 専用ウェブサイト(entry.mspo.jp)から申し込む。

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