女性が「告白を保留にする」理由4つ

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好きな女性に勇気を出して告白したら保留にされてしまった……。

「OKをもらえるのか?」「どれくらい待てばいいのか?」「返事を待つのがつら過ぎるから、いっそのこともう諦めてしまおうか……でもやっぱり好き!」

返事を待つ側の精神状態はかなりつらいですよね。今回は、告白を保留する女性心理、そして成功に導く秘訣を心理学の側面から詳しく解説します。

■告白を保留された場合の成功率は?

マイナビウーマンで女性を対象に実施された「告白されてから、いつOKの返事をしましたか?」というアンケート調査の結果は以下の通りです。

Q.告白されてから、いつOKの返事をしましたか?

第1位 当日(71.1%)第2位 1日以上~4日未満(17.7%)第3位 4日以上~1週間未満(6.8%)第4位 1週間以上~1カ月未満(3.0%)第5位 3カ月以上(1.1%)

(※)有効回答数266件。単数回答式、6位以下省略

やはりOKする場合は当日に返事をする場合が多いものの、約29%の女性が「男性に告白された後、保留にして後日OKと返事をした」と回答しています。

つまり、男性に告白された女性の3分の1程度は当日に返事をせず、時間を置いてからOKしていることが分かります。

成功するパターンのイメージとして、女性に告白したらその場で「はい!ぜひ!」と答えてもらえる印象がありますよね。でもこのデータを見ると、熟考する女性もちらほらといるようです。

そもそも心理学的に見た時、女性は男性に比べて不安を強く抱く傾向にあります。そのため、「本当にこの人で大丈夫かな?」と思い悩んでしまい、即答できない人もいるのでしょう。

こういった女性の心理学的ベースを踏まえ、「なぜ女性が告白を保留にするのか?」をより詳しく解説していきます。

■告白を保留にしてしまう女性の心理

では、告白を保留してしまう女性の心理とはどのようなものなのか。早速見ていきましょう。

◇(1)「この人でいいのか」と不安になっている

女性と男性では「恋に落ちるスピード」が基本的に異なります。

というのも、男性は目標達成に向けて一直線で進んでいくのに対し、女性は共感や目標達成のプロセスを重視するといった思考傾向があるため、恋人を選ぶ上で重視することにも相違が出てくるのです。

友人との仕事についての会話を想像してもらうと、分かりやすいと思います。

例えば、男性同士の会話は「今どれくらいミッションの達成に近づいているか」という結論に直結した会話内容になるのに対し、女性同士だと「今のミッションがすごく大変で、毎日終電の時間まで仕事は終わらないし、やったことのない業務だし、ストレスがひどいの……」というようなプロセスや共感を重視した会話になりがち。

「結論を先に言ってよ!(by男性)」VS「そんなに急かさないで、もっとプロセスも大切にしてよ!(by女性)」という展開は、思考傾向の違いによって生じるのですね。

ということで、告白を保留するのは女性の心がまだ準備できていないという理由で、男性が結論を急ぎ過ぎているのかもしれません。

◇(2)異性として見ることができるか自信が無い

恋に落ちた時、人の脳内ではドーパミンという物質が大量に放出されることが分かっています。ドーパミンとは、「意欲」「快楽」「運動」などに関係する神経伝達物質の一つで、ドーパミンが出ると強い快楽(心地良さ)を感じるといわれます。

また、ドーパミンは「良いことがありそうだな!」と期待を持って行動している時に放出されます。例えば、ゲームですごい記録を出したり達成感を感じたりするとドーパミンが出始めます。他にも、適度なドーパミンはやる気や幸福感アップにつながります。

さて本題に戻りますが、恋に落ちた時もこのドーパミンが放出されます。ですが、既に友人関係であるとしたら……よほど相手がときめく言動でも起こさない限り、あなたとの関係ではドーパミンが放出されにくいということに。

ということで、既にその女性と友達である場合は、ドーパミンが出ていない女性側からすると「恋愛のようなときめく関係になれるかな……」と悩んだり、自信が無いと感じたりしている可能性が考えられます。

◇(3)他に本命がいるがあなたも気になる

そもそも告白の返事を保留するということは、あなたに対して好意を感じている可能性が高いです。ただ実は他に本命男性がいて、その人と付き合える可能性が低いからあなたをキープしたい!と思って保留していることもあるでしょう。

こちらは性別関係なく生まれる心理だと考えられます。

◇(4)断って関係を崩したくない

会社の同僚関係である、友達歴が長い、共通の友達がいるといった関係の場合、共感・プロセスを大切にする女性にとって「あなた」や「共通の知り合い」にどう思われるか、今後の関係が悪くなってしまうのではないかということを強く懸念します。

そのため、本当は断りたいけど断った後が怖くて「付き合えない」とはっきり言えず、保留状態に陥ることも。

■保留期間中に告白成功のためにできること

前述したような心理状況にある女性。ただ、保留される側もただ待っているのもつらいもの。そこで、告白後の保留期間中に成功率を高めるためにできることを3つ紹介します。

◇(1)信頼獲得に向けて、傾聴の姿勢と自己開示を意識する

女性の「恋に落ちるスピード」を考慮し、女性への理解、また自分自身を相手によく知ってもらうようなチャンスを増やしましょう。

例えば、返事はまだいいからと軽くランチに誘って仕事の進捗をじっくり聞いてあげる。LINEで自己開示を増やして、自分が普段どんなことをしているか伝える。

これらを意識し行動すると、「この人なら恋人として信頼できそう」という気持ちを相手の中に生み出すことができるでしょう。

◇(2)ドキドキさせるアプローチをする

友達の期間が長い、もしくはこれまでのあなたの恋愛経験上「友達止まり」が多いのであれば、異性として意識させる工夫が必要です。

「相手の目をじっと見つめる」「さりげなくボディタッチをする」「暗がりで一緒に過ごす」といった状況は、異性として意識させるきっかけになります。

やりすぎは禁物ですが、やらなさすぎでは友達止まりのまま。自然なデートの流れでこういった要素を盛り込むのがおすすめです。

◇(3)希少性を高めて本命男性に昇格する

保留される時点で、残念ながら本命ではない可能性も考慮しなくてはいけません。そして、2番手から本命に昇格するには「希少性」というキーワードがポイントになってきます。

皆さんも、すぐに手に入るコンビニのお水より、2時間登らないと飲めない湧き水の方が価値を感じませんか?限定10足のスニーカー、つい欲しくなりますよね?

恋愛でも同じです。女友達がたくさんいる、女性からの好感度が高い、女性の気持ちに寄り添ってくれるといった男性は、「女性から好かれる=他の人に取られてしまう」希少価値が高い男性ため、モテるのです。

よって、告白の返事待ちだとついつい相手の女性で頭がいっぱいになりがちですが、客観的な視点を持って、上記のような男性として見てもらえるような行動を取ることも大切です。

■「ふられるかも……」 不安な気持ちを落ち着けるための心得

「ふられるかも……」と思った時には、どうしても不安になってしまうもの。そんな方のために、告白保留期間の気持ちを落ち着けるための心得をお伝えします。

◇(1)相手を急かし過ぎると成功率は下がると理解する

「相手は何を考えているのか……保留している心理は!?」と気になりますよね。ただここで最も大事なのは告白に関する話題にはあえて触れないことです。

ここまで読んでくださった皆さんはもうお分かりだと思いますが、女性がどう考えているのか、顔色を伺えば伺うほど前述したあなたの希少性は下がります。そして、当然不安そうなあなたと一緒にいても、相手も居心地の悪さを感じドーパミンは放出されません。

つまり、あなたが追いかけるほど告白成功率が下がっていくのです。

「付き合いたいな」と思ってもらうにはあなたと一緒にいると心地良いと感じてもらうことが最重要です。今は不快に思われないことが第一と心得ましょう。

◇(2)仕事や遊びをエンジョイする

そうはいっても好きな女性からの返事待ち、心はやきもきしますよね。そんな時に大切なのは、あなた自身が日々の生活を楽しみ、生き生きと過ごすことです。

あなたは相手の女性に恋に落ちている、つまり今脳内ではドーパミンが大量に放出されている状態です。そんな状態で返事を保留にされ、相手の女性とこれまでのように接触できないとすれば……あなたの脳内は「相手への依存・渇望状態」に。考えれば考えるほどつらくなるのはこのためです。

そこで、脳内を他のドーパミンで補うことで心の安定を図りましょう。具体的には、ゲームや勝ち負けのあるスポーツなどがおすすめです。

あなたの恋が無事実りますように

「恋は盲目」といいますが、心理学的にも盲目になる要素がたくさんあることをご理解いただけたかと思います。

大事なのは2つ。「追いかけないこと」「自分をさらに磨くこと」。この2つの軸を守れば必ず明るい未来が待っていますよ。

(広瀬絵美)

※マイナビウーマン調べ/調査日時:2018年6月26日~6月27日/調査人数:404人(22~34歳の未婚女性)

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