IT化する?地場産業を活かす?釧路市長選は、現新3人の争い!

10月11日に告示された釧路市長選には、新人の鶴間秀典(つるま・ひでのり)氏(46)、新人の松永俊雄(まつなが・としお)氏(71)、現職の蝦名大也(えびな・ひろや)氏(61)の無所属3名が立候補しました。投開票は10月18日に行われます。

今回は蝦名市政の是非、新型コロナウイルスで打撃を受けた地元産業への振興策などが争点と考えられます。

変える!みんなで!釧路の未来!

鶴間氏は釧路市生まれ、北海道大学卒業。東京の証券会社で営業職を務めた後、オーストラリアで酪農・漁業・土木作業を、アジア各国で登山やボランティアを経験。帰国後にドライブイン等で2年間働き、阿寒町議選に初当選。2005年に合併後の釧路市議選に初当選し、4期16年務めました。2019年に北海道議選に立候補しましたが、落選しました。

鶴間氏は以下の政策を掲げました。

政策の三本柱
○釧路市にIT企業を10社誘致
○18歳まで医療費無償化
○釧路をきれいな街にする

「みんなで未来を創る!」 新釧路八策
1.徹底的情報公開&実行 コロナ・災害対策
2.目指せ! 2030年人口20万人!
3.こどもを核としたまちづくり
4.釧路しかできない自然型ITテストフィールド
5.釧路の誇りを取り戻す
6.ボトムアップ型経済へお金の流れを変える
7.みんなで一緒に笑って生きる
8.すべては自然とともに

釧路の未来をひらき、立て直したい

松永氏は白糠町生まれ、北海道白糠高等学校卒業。釧路新聞社に入社し、編集局報道部など勤務しました。同労組書記長を歴任。1981年の釧路市議選に初当選、以降6期連続当選しました。

松永氏は以下の政策を掲げました。

1.釧路の未来をひらきましょう
2.全国有数の食品製造基地に 水産加工振興センターを抜本的に強化
3.農水産物生かして 生乳・チーズなど一大農産食品拠点に
4.農業・水産 基幹産業の未来ひらく 後継者で継承 新規就農・就漁で
5.釧路炭鉱の長期存続 世界一の炭鉱技術生かし 研修事業の継続 対象国
6.地元中小企業を全力応援 使いでのある融資制度

 

まちという財産を活かしてプラス成長を

蝦名氏は釧路市生まれ、青山学院大学経済学部中退。在学中に故・中川一郎元農相の秘書を務めたのがきっかけで政治に関わり、鈴木宗男新党大地代表の秘書を経て釧路市議を2期、北海道議を3期務めました。2008年の釧路市長選に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

蝦名氏は以下の政策を掲げました。

・新型コロナ対策として、医療体制の状況などの情報を市民に適切に提供し、PCR検査センターを釧路市に設置する
・豊かな自然をいかした体験型観光のアドベンチャートラベル、来年9月に開かれる国際会議に向けたプレ事業の活用により地域経済の復活を目指す
・雇用を守り、作り、まちの発展と地域経済をすすめる
・しっかりした子育て環境を創る

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