16日午前11時40分ごろ、横浜市金沢区六浦東2丁目の国道16号で、同区に住む女性(58)の乗用車が歩道に乗り上げ、近くのバス停にいた人の列に突っ込んだ。バス停にいた61~85歳の男女6人と、運転していた女性の計7人が軽傷を負った。神奈川県警金沢署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いがあるとみて、運転していた女性の回復を待って事情を聴く方針。
署によると、現場は片側2車線の緩やかな右カーブ。乗用車はバス停手前の街路樹に衝突して止まった。乗用車の助手席には女性の20代の娘もいたが、けがはなかった。
現場前の郵便局の男性職員(63)は「ガーンという大きな音がして外に出たら車が乗り上げていて、倒れている人もいた。運転席の女性はハンドルを握ったままぼうぜんとしていた。車外に出てきてから声を掛けたが、うなずくだけで話せるような雰囲気ではなかった」と話した。
現場は京急逗子線六浦駅から東に約900メートルの住宅や商店が立ち並ぶ地域。近くには病院もある。